簡素な暮らし 第2回

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秋から冬にかけては家の中で過ごすことが多いので、身のまわりのものを使う機会が増える楽しい季節です。

今日の「ないけど楽しい暮らし」のお題は、「プラスチックのない暮らし」。

もともとはプラスチック製の物も結構あったのですが、木でできた家具、土のうつわ、樹皮のカゴなどの中にプラスチックがあると、異質なものに見えてきました。そして今では、子供のおもちゃと家電以外のプラスチック製品はほとんどなくなりました。

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安くて便利なプラスチックですが経年劣化は免れませんし、心を込めて長く大事に使うものは、やはり修理も出来る手仕事の品々。

洗濯道具のハンガーや洗濯バサミはステンレスのものを使っています。割れる心配もありませんし、7~8年使っていますが新品同様です。

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キッチン道具はステンレス中心です。ステンレス以外では木や竹、ガラスなどを選びます。しかし引き出しの中がめちゃくちゃですね。この写真でズボラな性格がバレてしまいました・・・。

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幼稚園のお弁当には木曽の曲げわっぱを持たせています。お箸入れはガタガタの手縫いで作りました。ほとんどの子はプラスチックのものを使っていますが、息子から特に「変えてくれ」と言われたことはありません。

最後に「手仕事の日本」に記されている柳宗悦の言葉をご紹介してこの回を終わります。

「じきに毀(こわ)れたり破れたり剥げたり解(ほど)けたりするようなものでは役に立ちません。荒い仕事にも堪えるだけの丈夫な体と、忠実に仕えたいという篤い志とを兼ね備えていなければなりません。これらの性質に欠けるなら、よい品物と呼ぶことは出来ないでありましょう。それ故品物の良し悪しを定める標準は、それがどれだけ健やかな心と体の持主であるかを見ればよいわけであります。この点で品物だとて人間と変わるところはありません。」

ではまた次回。

ヒラノ

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