我が家の食卓 ティーポット編

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我が家で使っているティーポットはふたつあります。

ひとつめは石見焼 宮内窯のもの。小振りで2人分のお茶を煎れるのにちょうどいいサイズです。いわゆる急須をもっていないため、日本茶を煎れるときにもこちらを使っています。

 

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内側の穴はこのような感じです。5年ほど使用しているので茶渋の色が染み付き、だいぶ味が出てきました。

やや穴が大きいので茶葉をそのまま入れると、注ぐとき細かい葉がお茶と一緒に出てきます。

 

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試しにこのぐらいの大きさの茶葉をそのまま入れて使ってみると・・・

 

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茎の部分は漉してくれますが、やはり細かい部分が出てきました。沈むまで少し待てばそんなに気になりません。

 

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ちなみにこちらの湯呑みは瀬戸本業一里塚窯の灰釉角湯呑みです。

灰釉(かいゆう)の薄い緑がかった色が瀬戸らしい湯呑み。
縁は丸みがあって口当たりよく、高台際は角張っているため持ちやすい、実用的でありながらとても美しいかたちです。

 

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緑茶など、細かい葉のお茶を飲む時は茶こし網を使います。ポットの口縁は直径約5.5cmで、60号というサイズがぴったり合いました。

そしてもうひとつのティーポットは、沖縄のやちむん 松田共司窯のもの。かたちもさることながら、まるで沖縄の海のように様々な表情を見せる青緑色がとても美しいポットです。

 

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こちらも60号の茶こし網がぴったり合いました。

職人の方たちは、ほぼ一定のサイズで急須やティーポットの蓋部分を作っているということを恥ずかしながら初めて知りました。こういう点においても実用性をいかに大切にしているかが分かります。

柳宗悦さんの著書「手仕事の日本」にあった言葉が心に浮かびました。

「ただに実用に交るものに美しさがあるのみならず、用途に結ばれずば現れない美しささえあるのであります。実用性が美しさを瀆すどころか、かえってそがために美しさが確実になることが多いのであります。」

作り手の思いが込められたティーポットで煎れるお茶は、身も心もあたたまる優しい味がします。

 

ヒラノ

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