ペリカンピッチャー

奥原硝子製造所の代表的な商品であるペリカンピッチャー。

原型はイタリアの工業製品で、倉敷民藝館の館長だった故外村吉之介氏が見出し、「少年民藝館」という本に紹介したものです。もともとは手仕事ではなく、工業製品でした。それを久野恵一氏が再生ガラスで吹いたらどうかと、2001年に「現代の名工」にも選ばれた奥原硝子製造所の琉球ガラス職人、故桃原正男さんに依頼し、改良を重ねて今の形になりました。

ペリカンのくちばしのような注ぎ口の形は見た目に美しいだけでなく、注ぐ際に氷などが出てしまわぬよう止める役目も果たしています。

写真は数年前に購入した我が家のペリカンピッチャー。クリアカラーですが現在は再生ガラスの調達の関係か、この色ではつくることができないそうです。

友人が訪ねてくるということでサングリアを作りました。ワイン一本とりんご、いちご、キウイを入れてちょうどいい量です。注ぐ時にはフルーツが飛び出ず見た目にも大変綺麗でした。次は赤ワインで作ってみようと思います。

ラムネ色のペリカンピッチャーもどこか懐かしい雰囲気があり素敵です。桃原さんがこだわり続けた再生ガラスでの製造が今も受け継がれ、吹きガラス職人の高度な技術によってつくられていることで一層愛着がわきます。ぜひ本格的な夏が来る前にサングリアやフルーツポンチなどお試しください。

奥原硝子・ペリカンピッチャー(ラムネ)

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