小鹿田焼が入荷しました(2)

引き続き、moyaisに入荷した小鹿田焼の器を、もやい工藝で見つけて撮影しました。前回の記事で紹介したものもありますが、展示の仕方が違うだけで見え方が全然違います。

上の写真は坂本浩二窯の焼酎カップです。躍動感のある飛び鉋とどっしりした線巻。二つ並べるとお互いを引き立て合いますね。並んだ二つが同じサイズ・形というのは、工業製品では当たり前のことですが、手仕事とは思えないほど安定した出来は卓越した技術を持つ浩二さんならではです。

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同じ焼酎カップですが、器と一緒に展示されていると食卓が思い浮かびます。飴色や緑色の器と合わせると素敵です。

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同じく浩二さんの千段巻湯呑みです。口縁のわずかな広がりがなんとも言えずいいですね。釉薬の溜まった部分や薄くなった部分も味があります。

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黒木昌伸さんのマグカップです。moyaisに入荷したものと同じ飴色なのですが、焼きがとても強く違う色のようです。こういったものを見つけるとどうしても手に取ってしまいます。じんわりと滲んだ釉薬に温もりを感じるカップです。

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私も大好きで愛用している飛び鉋湯呑みです。すぼまっている形がもちやすく、薄づくりでとても軽いので子供達も使いやすいようです。素朴な白と渋い黒、一緒に使うのもおすすめです。

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こちらも我が家で毎朝使っているマグカップです。とても軽くて持ちやすいです。持ち手のところに釉薬の跡がついています。気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、持ち手部分に釉薬を施す作業が想像できて面白いと思います。

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最後にご紹介するのは坂本義孝窯の珈琲碗皿です。私は義孝さんのつくる器がとても好きで、いつも眺めているだけで心が温まります。坂本浩二さんがしっかりとした器をつくり、柳瀬朝夫さんが粗野で面白い器をつくっているとしたら、義孝さんの器はちょうどその間で骨格がありながらも面白みのある器をつくっている印象があります。同じ伝統技法を使っていても、窯ごとに違いがありそのどれもが簡素で美しいというのは本当に素晴らしいことだと思います。この機会にぜひ使ったことのない窯のものもご覧ください。

小鹿田焼(大分県)

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