沖縄やちむん展に行きました(4)

前回に続き、もやい工藝「沖縄やちむん展」で見つけた沖縄独特の器をご紹介します。

上の写真の器は何に使われるものだと思いますか?こちらは「水滴」といわれるもので、書道で硯に水を差す時に使われるものです。沖縄では書道がとても盛んだそうで、今でもまだまだ需要があるというお話を聞きました。このような道具を使って過ごす書道の時間はとても豊かですね。

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こちらは渡名喜瓶(となきびん)とカラカラです。渡名喜瓶は嘉瓶(ゆしびん)と同じく沖縄の伝統的な酒器で、かたちもよく似ていますが胴のラインが異なります。嘉瓶が祝いの席で使われたのに対し、渡名喜瓶は葬儀で使われるものだそうです。

カラカラは以前もご紹介しましたが、揺らすと中に入った陶器の玉が鳴る沖縄の酒器です。龍門司焼でもカラカラがつくられていますがかたちはだいぶ違います。

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沖縄のカラカラは背が低く胴がぷっくりと膨れています。また、同じ沖縄のカラカラにも細かいつくりに違いが見られます。注ぎ口がシュッと細長いもの、比較的短いもの。首の部分の長さや縁の厚さの違いなど、絵付けだけでなくかたちや佇まいも、自分の好みのものを見つけるのが楽しくなります。

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こちらは瓶子(びんしー)といわれる、神棚にお酒を供えるための瓶です。高台がとても立派で力強く、驚きました。

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おなじみの厨子甕(ジーシガーミ)にもミニチュアバージョンがありました。屋根の上の蕾や側面の模様までしっかりつくられています。もともと骨を収めるものですが、暗い雰囲気はないので鍵入れや貯金箱、小物入れとして活躍してくれそうです。

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この独特なかたちをした器は茶壺だそうです。蓋の内側がくり抜かれ茶葉を出せるようになっています。渋い鉄釉の色がいいですね。

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沖縄独特の器、いかがでしたか?現代の暮らしでも使えるものがたくさんありますので、ぜひひとつ選んでみてください。
シーサーも店内で生き生きとした表情を見せていますよ。

もやい工藝・沖縄やちむん展
4月22日(土)~5月15日(月) ※火曜定休

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