アフリカの藍、日本の藍

先日、岩立フォークテキスタイルミュージアムで行われている展示「アフリカの藍、日本の藍 −大胆さと繊細の対比−」を見てきました。

世界中で使われている藍。同じ藍で染められた布でも、最も異なる印象を持ち、対比を見せてくれるのがアフリカと日本なのかもしれません。丁寧な仕事の中に忍耐力と繊細さが垣間見える日本の藍。同じように根気強い仕事でも、大胆で力強く、おおらかでゆったりとした印象のあるアフリカの藍。そして日本の中でも、アフリカの中でも、地方によって使われる素材や模様が異なり、それぞれに個性がありました。

特に印象に残っているのは日本の火消しが着ていたという上着。表は無地に近いもので裏は華やかな絵柄が施されたもの。火事の現場に入るときは地味な方で水をかぶり、無事消し終えると裏返して凱旋したそうです。藍とともに生きてきた民衆の暮らしが垣間見える、面白く美しい展示でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。