森山窯の器が入荷しました

久しぶりに島根・温泉津焼 森山窯の器が届きました。

温泉津焼(ゆのつやき)は、島根県大田市温泉津町で焼かれる陶器です。使用する陶土は石見地方のものであるため、石見焼に含められることもあります。

森山窯の森山雅夫さんは中学卒業後、地元である大田市の職業補導所陶磁器科に入りました。その後、補導所で島根県出身の河井寛次郎氏と出会い、直系の弟子として6年間修行。陶芸家の武内晴二郎氏のもとでも修行し、技術を磨いた森山さんは1971年に森山窯として独立しました。小鹿田の名工・坂本浩二さんをはじめとするつくり手からも尊敬されるほどの高い技術により生み出される器は、独特の趣があり多くの人々を魅了しています。

森山さんのつくる珈琲碗皿や紅茶碗皿は、カップに付けられたハンドルの美しさが際立ちます。ハンドル付けは森山さんが出西窯の多々納弘光さんから教わり、自分流にアレンジしたもの。特徴的な釉薬の色と、高い技術をもつ森山さんならではのかたちが魅力です。森山さんのカップやポットを見ると本体とハンドルのバランスがどれだけ全体の美しさにおいて大切なポイントかが分かります。

森山窯といえば陰のある藍色の「呉須釉」と、鮮やかな藍色を生む「瑠璃釉」が定番ですが、今回は白覆輪という独特な色味の珈琲碗皿と平皿も入荷しております。使い込んだアンティークのような深い味わいが感じられる、雰囲気ある器です。

カップ、平皿以外にも飯碗と箸置きといった和食に使えるものも入荷しました。高台と角ばった形が独特な飯碗は、ちょっとしたおかずを盛るのにも良いサイズです。箸置きはやや大きめで存在感があるので、ペーパーウェイトにも使えそうです。

森山さんお一人でつくられているため、あまり入荷のない森山窯のうつわ。ぜひこの機会にご覧ください。

温泉津焼・森山窯(島根県)

 

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